【子供との信頼関係】ぐらついた時

一瞬、子供とどう接していいのかわからない!って思うことがありませんか?

親はいつも、子供の見方!って大抵の親は思うことでしょう。わたしもいつもそうありたいって願っています。でも、何かのきっかけに「どう接したらいいのか」「この子の中でなにがおこっているのか」って迷うことがある。私は親として信頼されているのか?それとも一線おいたほうがいいのか?

親の悩みは複雑です。今日はそんな悩みを一瞬でも抱いた方へ、役に立てば嬉しいと願い書きます。

どんな時「信頼関係」がゆらぎますか?

こどもへの信頼が揺らぐシチュレーションはさまざま。 例えばこんな時に多く起こります。
1.明らかに嘘をついている
2.非行に走った時
3.期待した通りにガンとして動いてくれない時

親が子供を信じるとはどういうこと?

そもそも親が子供を信じるとはどういうことでしょうか?

 

子供たちが持つ能力や素質、将来の成長に、親が自信を持って信じることじゃないかなとおもいます。これはあくまで、私の考え方ですが、多くの研究では「各子供のその子自身を信じるということ」はとても大きな意味を持つのだと言っています。(https://positivekids.ca/2019/04/03/why-its-important-to-believe-in-your-child/

親が子供を信じることで、子供たちは自分自身を肯定し、自分自身に自信を持って、新しいことに挑戦することができます。

「できるよ」「みているよ」「大丈夫。ここにいるから」とあなたがいつも味方だというのも大切ですね!

親が子供を信じることで、彼らは自分自身を受け入れ、自分自身に向き合うことができるようになります。(その時期は個人差があると思います)

子供を信じるというスタンスは、子供の自立心を育て、自分自身で問題を解決する能力を養うことにもつながります。そうすることで、子供たちは自分自身で問題を解決できるようになります。(これも時期はさまざまです!)自己効力感が高まれば、歯車が回り出した時計のように、将来的には自分自身の人生を切り開いていくための力となります。

と、ここまでは一般的な話です。

全部が全部当てはまるわけではありません。私たち親は、彼らを信じているからと言って、全ての行動や意見に賛成できるわけではありませんよね。たとえば『お腹がすいたからお店のものをお金を払わず食べた』というのは社会的には違反であり、子供の意見が通るものではありません。というように、子供の意見や行動が、社会生活の中でも当てはまるかと言えばそうでもありませんよね。

 

信じることで生まれる「良いこと」

私たち親は、心の底では、子供を信じています。ただ、信じるためには、時に意識しなくては、忘れてしまい、「つい暴言」になったり「つい言い過ぎ」たりすることもあります。(親も人間ですから )

そんな時のために、この5つをあらかじめ、意識することをお勧めします。

1.自己肯定感が高まる


こどもは自分自身を信じることができ、生きていくための「チカラ」を身につけていくことできます!

2.自立心が育つ

 

親が子供に求めるのは、「幸せに生きていってほしい」。。そんな単純なこと。でもその幸せの階段を登っていくには、どんな小さな問題も「自分で解決できる」という自信をつけることも一つです。解決できる!なら彼らは自分の足で歩き始め、自分の行動に責任を持てるようになります。

3.コミュニケーションが改善

 

子供を信じるために欠かせないのは、「コニュニケーション」です。これはお互い勇気が入ります。問題が起こっても、「話し合い・コミュニケーション」を避けている場合は結局、根本的な解決にはなりません。「解決できるための話し合い」なら、たとえ、最初は「面白くない話題」でも、最終的に信頼も深まるんだ、と私は信じています。

4.精神的に健康になる

 

子供達がリラックスしているのは、動物がのんびりしている姿とと似ています。彼らは「信じられる場所だ」「ここは安心だ」という世界があるからこそ、ストレスや不安を減らすことができます。

5.信頼関係の構築

 

私が一番こころに留めたいのは、この信頼関係。親子間のつまづきは本当に毎日起こるものです。「なぜ怒られたのか」「なぜ細かく小言をいうのか」「また同じことを言われている」。ただ、(親のパーソナリティによっても多少変わりますが、)結局は「家族みんな」が幸せであるためには、親子といえど、信頼関係を作り上げていくことは必要なんじゃないかなあって思うのです。

今日も幸せな1日に!するために。。

忙しい毎日では、なかなか子供の話を聞く時間もないかもしれません。それでなくても親は「安全に気を配り」や「掃除洗濯をこなし」「学校連絡にも気を配り」「ご飯を用意」するという、多忙な状態にあります。

ただ、何か困った時に乗り越えられるのは、家族の支えがあるとき。自分一人ではない、と思える時。

ぜひ、子供と一緒によい1日をすごすヒントになれば、とても嬉しいです!

元地奈弓

元地奈弓 [MOTOJI NAYUMI]

オランダ在住・日本内科医師・4児の母・bokuedi.com 責任者
子供が将来、自立しながらも幸せに暮らすために、子供たちの才能を日々探し、見守ることを大事にしています。

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