【子供の育て方】親の在り方

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子供に「あなたの理想の姿」を望んでいませんか?

親になると、子供には「健やかに育って欲しい」と願いながらも、いつのまにか「できれば〇〇で成功してほしい」と結果を願うものです。

熱が入ってくると、いつの間にか、「〇〇しないと生きていけないよ」「将来困るよ」と怖がらせたりすることも実はよくあることです。

私の本当に尊敬する「本」の中に「7つの習慣」という本があります。子育てに夫婦共に究極に悩んだ時に助けられた宝の本です。ですが、ここにはちまたに広がる「子育てノウハウ」はありません。ただ、「どうあるべきか」を書いてあります。いつ読んでも新しい発見があり、すでに本はボロボロです。。。

今日は、本と経験と実際の変化をもとに私が理想とする親の姿を書きたいと思います。

金の卵

Bokuedi.7つの習慣

この7つの習慣には、「ガチョウの金の卵」という例えを使って、子供との向き合い方が書かれていました。

親は「金の卵(子供になって欲しい姿)」を求め、子供自身を見ることを忘れがちになります。ですが、本当に大切なのでは「金の卵」を生む「金の卵を生むガチョウ(レジリエンスの高い子供)」に注目することが大切。


このことを理解するにあたり、私は本当に身に染みる経験をしたことがあります。子供が、学校に適応できない状態に陥ったときです。まだまだ7歳の子供、今まであまり押し付けて何かをさせた覚えはなくとも、その時点の非常事態に夫婦共に、というより家族全員で、子供の精神状態にしっかり向き合う必要がありました。

本をあさり、たくさんの文献を読み、子供の自尊心を保つために、何かよいノウハウやヒントはないかと探し回っていた時、「7つの習慣」に出会いました。7つの習慣といえども、1つ目の習慣から目から鱗でした。

親が子供の信頼を得るために

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本当に改善すべきだったのは、「やり方ではなくあり方」でした。私は、その時から子供と面と向かって向き合うことを決めました。思いをちゃんと伝えたいあまり、子供の前で泣くこともありました。ですが、本当に大切なことをいつもいつも正直に子供と話すように努力しました。

 

大の大人が子供相手に泣きながらしゃべるのですから(笑)子供は本当にびっくりしたことと思います。さらに、そんな時に当時住んでいたベルギーで大規模な爆破テロ事件が起こりました。いつもなら夫が乗るはずだった電車が、まさに爆破されたのです。

 

いつ死ぬかなんて本当に誰も予想できない。と改めて実感した時、「今の生き方に一回でも後悔しないようにしたい」と心に誓いしました。もちろん子供についてもです。



変化

私と子供との本当の関係の修復は本当にゆっくりと、でも着実に進みました。一進、そして一退、反省・・・と繰り返しながらも目をそらさないと決めていました。

あれから5年、やっと何かを掴み始めたような気がします。

何をするにも「一歩が踏み出し切れない」子供の日々の態度が、「粘り強く」「諦めない」「失敗はするものだ」「うまくいったやり方を続ける」そんな姿をよく見るようになっています。

多くの人に理解してもらい、助けてもらい、そして励ましてもらっていることに、感謝しつつ、ふと感じた嬉しい変化を受け止め、また進みたいと思います。


情報として多くの根拠をもって伝えたい、Bokuediブログですが、今日の最大の根拠は「7つの習慣」です。いまやたくさんの『7つの習慣』に関する書籍がでていますが、私が持っているのは初期の頃のだと思います。分厚いですが、まさに1章ずつに重みを感じます。

おすすめです。

親子で参加できるイベントを月1回開いています。

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ぼくえじ.com では月に1回から2回、週末の午前中に子供たちと工作を通して「楽しい時間」を提供します。ここでは、子供たちだけの参加もOKですが、ぜひ親子で楽しみにいらしてください。工作に集中したり、一緒に考えたり、自分のことを発表するお子さんたちの姿は、いつみても眩しいです。10月のイベントはもうすぐ公開です!

元地奈弓

元地奈弓 [MOTOJI NAYUMI]

オランダ在住・日本内科医師・4児の母・bokuedi.com 責任者
子供が将来、自立しながらも幸せに暮らすために、子供たちの才能を日々探し、見守ることを大事にしています。

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