テクノロジーと子供の関係
ブルーライトとホルモンバランス
最近ではブルーライトカットのメガネが出てきて、すこし緩和されるのかも知れませんが、「夜にむけてのブルーライト」については本当の解決にはならないのではと感じています。
ですが、ブルーライトを避けては現代は生きることができません。TVもパソコンもタブレットも電話でさえ、さまざまな「昼のような光」が家の中には散りばめられています。
私たち親が子供の成長に目を向ける時、ただ、ブルーライトを避けるのではなく、人間のホルモンのリズムも知り、理解することも必要になります。
今日でてきているホルモンは、メラトニンというホルモンです。メラトニンは睡眠を誘うホルモンですが、早くいえば、「脳を休ませる」ことにつながります。
子供たちに必要な脳の休憩時間
1日中刺激をたくさん受けた子供たちは「脳を休ませる」ことで成長へつながります。眠ることは、ただ目を閉じて体を休ませるのではなく体の成長や脳の発達に絶対に欠かせないものなのです。
テクノロジーの扱い方をよく理解するよう努力することも私たち親には必要なのかもしれません。
一方で、ブルーライトとの直接の原因があるかは置いておいて、ロボットの素晴らしい使い方を私たちが理解することもあります。アムステルダム病院では、小児腫瘍で放射線で治療しなければならない(数分じっと一人でいる必要がある)子供たちにロボットがとても役に立つと伝えています。
確かに、ipadやiphoneに話しかけると、「Siri」がいつも礼儀正しく答えてくれます。こちらがどんな言葉で話しかけようとも、ロボットの冷静さには頭が下がります。
こちらも次第にクールダウンして落ち着いているのですから、不思議な気分になります。
参考;https://www.amc.nl/web/nieuws-en-verhalen/ons/robot-voor-kinderen-met-kanker.htm#:~:text=Er%20wordt%20gewerkt%20aan%20een,Wiskunde%20%26%20Informatica%20(CWI).
今後の更なる発展
昔、犬のロボットが出た時は、正直、どうしてこのロボットに需要があるのか信じられない気分でした。実物の犬の良さに変わるものなんてないと思っていたからです。ですが、実際、ロボットが、治療をがんばっている子供たちの心を落ち着けて、薬(治療中に眠らせるような)を使わなくてもよいのならば、素晴らしい発展を期待できるのかと個人的には思っています。
テクノロジーの温かみのある発展を心から応援したいと思います。
元地奈弓